カノックスター、通学1回で自動車学校を退学

カノックスター、通学1回で自動車学校を退学

モッパン系の動画で人気を誇るカノックスターさんが、9月26日に投稿した動画で、自動車学校を退校する意向を打ち明けました。

4月に入校して以来、通った回数はたったの1度。

「忙しくて、やることいっぱいあるんだよ」
自動車学校に行かなくなった理由については、多忙が理由であることを話しました。

カノックスターさんは、通常の動画制作に加え、2023年はショート動画の投稿にも力を入れており、自動車学校どころではなくなってしまったようです。

申し込み直後からモチベーションを失う

2023年3月 自動車学校に入校

2月に電子タバコ購入時の身分証明書を巡って炎上したことを機に、運転免許証の必要性を感じたことを話しています。

4月正式に入校

手続きして、教材も受け取り、入学金も支払ってきたという報告から始まったこちらの動画。
しかしこの時には既に、免許取得のモチベーションを失っていた様子でした。

動画のネタ作り、三上悠愛さんとドライブデートに行けるかも知れないという可能性にかけて、なんとか通う意思を高めています。

動画の後半では「しっかりと時間を確保して、アメリカの大学に留学するための英語学習時代と同じくらいの努力をしなければならない、応援してほしい」と意気込みを見せていました。

5月 入校式の日程を間違える

「なんでこんな風に生まれちゃったんだろう」と、嘆きから始まった動画。

自動車学校に電話したところ、なんとか退学処分は受けずに済んだようです。

投稿初日で顔バレ

遅刻しながらも無事に投稿。

しかし、教室に入って早速カノックスターであることがバレてしまいました。

授業を受け、性格テストを受けてこの日の授業は終了。

しかし、帰ろうとしたところを他の生徒に「Youtuberですか?」と声をかけられてしまいました。

この出来事を受けて「恥ずかしくて余計に行きたくなくなった」と話しています。

入学から3ヶ月、1回しか行ってない

「(免許を)取る理由がない」と、車校に行く気が完全に失われていることが伺えます。

自動車学校の入校にかかった費用30万円は、上記の動画で回収できたと話しています。

上記動画の総再生数は、2023年9月時点で128万回を超えています。

通学で免許を取得するまでには数カ月かかる

通学で免許取得するまでにかかる期間は、平均で2~3ヶ月程度とされています。

普通車の免許を取得する際には、AT車で57時限、MT車で60時限と、教習時限が定められています。この教習時間を短期間で集中して受講することができれば、免許取得までの日数を短縮することが可能です。

通学生の場合、週末や夜間のみの教習となることが多いため、教習期間が長くなることが一般的です。中には6ヶ月以上教習所に通うケースもあります。

注意しなければならないのが、「教習期限」です。

教習を開始してから9ヶ月以内に免許を取得しなければならないという決まりがあり、この期限を過ぎると、再度教習を受け直す必要が出てきます。

入校から免許取得までは、以下のような流れで行われます。

1.適正検査

適性検査は、運転に適しているかを確認するための検査です。主な項目として、視力、聴力、色の識別能力、身体の検査があります。法律で定められた基準を満たさないと免許取得が難しくなりますが、眼鏡や補聴器で条件を満たすことも可能です。免許の種類によって基準は異なります。

2.第一段階

学科と技能の教習を行い、運転を学びます。第一段階の終わりに「効果測定」が行われます。

3.修了検定・仮免試験

運転能力を確認するために、教習所のコースを走ります。

4.第二段階

路上で行われる技能教習を中心に、卒業検定に向けて学習を行います。

5.卒業検定

教習所内のコースと路上を走り、運転技能をテストします。

合格すると、自動車学校の卒業となります。

カノックスターはど

複数の動画内で「編集で忙しい」と口にしていたカノックスターさんですが、実際にどれほど忙しいのでしょうか?

動画編集の一般的な流れは以下の通りです。

1.カット

2.テロップ

3.BGM・SE

4.書き出し

5.動画チェック

その他にも、動画内に画像を挿入する場合は、素材探しから挿入までの作業を必要とします。

モッパン系の動画制作には、動画の内容や長さによってかかる時間が大きく異なります。以下は、一般的な動画制作の流れです。

カノックスターさんの動画の中には、25分以上の長尺のものも多くあるので、制作には数時間を要することが考えられます。

10分の動画を編集するのにかかる時間は、一般的に5時間~12時間ほどと言われています。

30分弱の動画であれば単純計算で15時間以上はかかると言えます。

カノックスターさんは、ショート動画のにも力を入れています。

Youtubeショートは週に2本ほど更新しており、TikTokの更新頻度も1~3日に1本となっています。

カノックスターさんが動画制作作業で多忙な日々を送っていることが伺えます。

ADHDとの関連性

入校式の日程を間違えた動画では、自分について「ADHDすぎる」と話す場面もありました。

2022年には、ASD特性・ADHD特性があると診断されたことを発表しています。

一般的にADHDの人には、

・期限を守れない
・物事を順序を立てるのが苦手
・忘れ物が多い

などの特徴があると言われています。

カノックスター
1996年10月8日生まれ、愛知県出身。2023年9月26日現在、チャンネル登録者数は167万人。
大学在学中の2018年7月にYouTubeの活動を開始。最初は日常や旅行の様子を動画にしていたが、次第にモッパン系の動画を中心に公開するように。
2021年には、初の書籍「逃げの才能」を出版。